大変お待たせいたしました!
福島県会津坂下町産の瑞穂黄金が新米入荷いたしました!
瑞穂黄金とは
平成5年の大冷害。その大変な農産物の被害を受けた秋、お米「ひとめぼれ」の中でたわわに実った1本の稲穂がありました。
曇天、低温が長い間続き、青々とした稲穂の中に、黄金色に実った穂があったのです。
その1株の稲穂を大事に持ち帰り、少しづつ種もみを増やし、5年の年月が経った平成14年に「瑞穂黄金」みずほこがね、として品種登録されました。
品種登録は、種苗法により品種保護制度が規定されています。どんなに良い種子を発見しても、自由に増殖、販売されれば種子の所有者の権利を侵害することになります。
種子の育成者の研究開発やその権利の保護が種苗法に規定されているのです。
種苗法上の「品種」とは以下のように規定されています。
(1)重要な形質に係る特性の全部又は一部によって、ほかの植物体と区別することができること
(2)その特性の全部を保持しつつ、繁殖させることができること
品種の登録には、出願から登録までには2~3年の期間がかかります。 品種登録されると、品種の名称、植物体の特性、登録者の氏名及び住所、などが公示されます。
奇跡の稲穂
殆ど実らない大冷害の年に、「ひとめぼれ」の突然変異から生まれた、まさに奇跡の稲穂が生まれました。
「ひとめぼれ」の丸みを帯びた粒形ややわらかな食感、一目ぼれしてしまう美味さはそのままに、会津でいち早く収穫されます。
お米の横綱と言える「コシヒカリ」よりも3週間ほど早く稲穂が伸び、福島県会津では一番早い収穫、出荷がなされる新米となります。
新米の豊かな香りとつやつやの炊きあがり、噛めば噛むほどに美味しさが口の中に広がる美味しさです。
放射性物質のモニタリング検査とは
福島県では放射性物質のモニタリング検査を実施しています。平成24年から行ってきた全量全袋検査により、福島県のお米の安全性を確認してまいりました。
直近5年間の検査では、国が定める基準値超えの玄米がなかったことにより、令和2年産米からはモニタリング検査を実施しています。検査で安全性が確認されるまでは出荷制限がかかっております。
安全性が確認されれば出荷制限の解除となり、出荷・販売が可能となります。
ふくしまの新米は 福島うまいもの便り
令和2年産の新米が入荷いたしました!ぜひおいしい新米をご賞味下さい!
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